あなたは変われるよ。

ご覧いただき誠にありがとうございます！ 絵本第７弾「あなたは変われるよ。」 絵・作　イラスト作家Rui...
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ご覧いただき誠にありがとうございます！


絵本第７弾「あなたは変われるよ。」
絵・作　イラスト作家Rui
対象年齢　小学校高学年のかた～大人のかた


【あらすじ】
主人公は、うさぎのりょうま。ある日りょうまは、一緒に暮らしているうまばあちゃん、耳たれうさぎのモネ先輩、そして友達のネコのごんのすけ君、犬のあんちゃんとみんなで、店主「うさぎのううち」が開いている「よもぎもち」のお店に行くことに。
その時、りょうまは、そこで働く「うさぎのこたろう」を見かける。
その翌日、りょうまは、偶然こたろうと出会い、話しかけるのだが、彼は不愛想な言動をとる。
なぜ彼がそのような態度をとるのか・・・その理由として、こたろうには過去に辛い経験があった・・・。

【伝えたい想い】
自身の過去の辛かった経験をもとに描いた作品です。
過去にいじめや不登校、ひきこもりの辛い経験があっても、そこで人生は終わりではない。
これからの人と出会い、きっかけなどで、なりたい自分にあなたも変われます。あなたは変われます。
この本が、変わりたい、なりたい自分になる何かお役に立てれば幸いです。


【あとがき（本文中より抜粋）】
この度の作品も、自身の体験をもとに描いていますが、今回は、「変われる」をテーマに描
きました。自身がずっと描きたかったテーマです。
作中で、こたろうが過去の経験から、相手の顔色をうかがいながら話すようになり、いつしか自分の素直な気持ちもわからなくなったと言っていましたが、私もそのような時期がありました。
高校生の時いじめが原因で不登校になり、高校卒業後、それをきっかけに、相手の言うこ
とが全て正しく、自分の意見は間違っているという認識が生まれました。そして、『相手に嫌われたくない』『友達を失いたくない』『人からの言葉で傷つきたくない』と思い、自分の考えや気持ちは置き去りにし、相手の顔色をうかがった会話をすることがありました。自分のを守る自己防衛のためにその行動をとるようになったとも言えます。
　友達に嫌われたくない一心で、顔色をうかがいながら会話をしても、気が付けば友達との縁は切れ、付き合いもなくなっていました。それと同時に、自分の素直な気持ち、考え
もわからなくなっていたことにも気が付きました。
自分はこのままずっと、本当の自分の気持ちもわからずに、他者の言うがままに生きていくのかと思っていました。
　しかし、こたろうのように、私も様々なかたと出会い、そのおかげで、本当に少しずつですが、自分の素直な気持ちに気づくことができるようになり、相手に自分の気持ち、思っていることを、えられるようになってきました。
人との出会いやきっかけがあれば、自分も変われるんだと体感しました。　　
変われたと思うところは、ほかにもあります。例えば、不登校の時は成績もクラス最下位で、浪人を３年しましたが、理系の大学に行くことができたこと。ひきこもりの時は不規則な生活だったのが、今は規則正しい生活を送ることが